photo_6070962197774843857_w

任期満了に伴う東京都議会議員選挙は22日夜、投開票され、大勢が判明した。小池百合子都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が31議席を獲得し、第1党を奪還。自民は21議席にとどまり、過去最少の21議席となり歴史的惨敗を喫した。一方で小池知事を支える都民・自民・公明の知事与党3党で過半数の71議席を確保し、引き続き安定的な都政運営を行える見通し。

野党側では立民が議席を積み増し野党第一党になった一方、共産は現有19議席から14議席に後退。新興勢力の国民民主・参政がそれぞれ複数議席を獲得したが、都知事選2位の石丸伸二氏率いる再生の道は議席を獲得できなかった。れいわ・保守党・社民党は議席を獲得できなかった。

獲得議席は次の通り。▽都民31▽自民21▽公明19▽立民17▽共産14▽国民9▽参政3▽ネット1▽無所属・他12

日本自治委員会支持・奥本氏が当選
今回の都議選では日本自治委員会の政策要求を全面受諾し、日本自治委員会が支持していた奥本有里候補=新宿区=が18024票を獲得し、3位で当選した。

委員会は都議選に先立ち、候補者295人のうちメールアドレスが判明した者に政策要求書を送付し、14氏から回答を得た。このうち奥本氏、石倉弘次郎候補=中野区=、作本純子候補=府中市=の3氏が委員会の政策要求を全面的に受諾し、日本自治委員会は3氏を支持していた。

榊原光・日本自治委員会広報課長の話
日本自治委員会が支持した奥本有里さんが当選したことは誠に喜ばしい。今回支持した3候補はいずれも委員会の政策要求を全項目で受諾しており、今後、奥本さんを通じて委員会の政策が都政に反映されることを強く期待したい。引き続き都政をしっかり注視し、都議の皆さんとコミュニケーションをとってまいりたい。
このエントリーをはてなブックマークに追加