立憲民主党本部(三宅坂ビル)01_20240527_平松けんじ撮影
立憲民主党は7日、今年6月の東京都議会議員選挙において、品川区選挙区で東由貴・品川区議を公認すると発表しました。

日本自治委員会は昨年7月の補選で、政策要求を全て受諾した菅原千稲氏=立民公認=を支持。現地に活動員を派遣し、支援を行いました。菅原氏は落選後も委員会に都議選での支援の継続を求め、委員会も支持継続を伝えていましたが、立民が候補予定者を差し替えた形。

これを受け、委員会は15日、品川区における方針を見直し、「いずれの候補予定者も現時点では支持せず、通常の政策要求プロセスで支持決定を行っていく」方針を決めました。

菅原氏「大激戦が予想 総支部内で話し合った」
菅原氏は11日、委員会に対して「4議席に対し8人以上予定候補者がいる(品川区選挙区では)大激戦が予想される。(2021年に阿部祐美子氏が獲得した)立憲の1議席を守るために誰が適任か総支部内で話し合った結果、東氏が手を挙げ、決まった。」と経緯を説明。そのうえで委員会に東氏への支援を求めました。

上原議長「直ちに東氏支持という形にはならない」
候補予定者の差し替えを受け、日本自治委員会の上原瑞貴議長は12日、「昨年の補選後、菅原氏から継続支援を求められただけに大変驚いている。委員会は政策要求への対応を踏まえ、支持不支持を判断するので、政策要求への姿勢が不明なまま直ちに東区議を支持するという形にはならない。」と指摘。そのうえで「人員配置も含め、ゼロベースで再検討する」と述べました。
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