品川都議補選見出し画像

都知事選挙と同日に行われた東京都議会議員補欠選挙は、9選挙区で各1議席をめぐり争われ、即日投開票されました。

品川区選挙区では、日本自治委員会の政策要求を全項目で受け入れた菅原千稲氏が37812票を獲得して健闘。菅原氏は「若者が借金を負わずに学べる社会」を掲げ、大学・専門学校学生への給付型奨学金の拡大を訴えましたが、森澤恭子品川区長が後継指名した篠原里佳氏に惜しくも敗れ、落選しました。

日本自治委員会「結果は残念。引き続き応援。」
日本自治委員会の榊原光広報課長は9日、都議補選の結果を受け、「選挙結果は残念に思っているが、菅原氏が私たちの政策要求を受け入れ、選挙戦を戦ってくれたことについては、とても感謝している。」と述べた上で、来年の都議選に向けて引き続き菅原氏を支援する考えを示しました。

自民惨敗 有権者の不信感強く
都議会議員補欠選挙 結果 syusei
各選挙区別当選者
今回の都議補選では、政治資金パーティーでの裏金問題で揺れている自民党が欠員前の5議席から大きく減らし、2議席の獲得にとどまるなど、旧統一協会問題や裏金問題での自民党への不信感が顕在化。萩生田光一党都連会長の地元・八王子市でも自民党候補が落選しました。
一方で、野党第一党の立憲民主党も足立区で1議席を獲得するにとどまり、同党とすみ分けた共産党候補は全敗。都知事選での蓮舫氏の惨敗もあり、政権交代機運は急速にしぼみつつあります。


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