過去最多の56人が立候補した東京都知事選が7日、投開票され、現職の小池百合子氏(71)が291万票を得て3回目の当選を果たしました。投票率は前回を上回る60.62%。
得票数(上位5人)
小池氏は都民ファーストの会・自民・公明・国民民主の各党と労働組合連合の支持を受け、さらに子育て世代への支援施策の充実などで無党派層からも支持を集め、291万票で3回目の当選を果たしました。選挙戦では街頭演説より公務を優先する姿勢を強調。最終日には都内を襲った豪雨への対応を優先し、街頭演説を打ち切るなど「首都防衛」を掲げる小池氏の危機管理意識が示されました。
前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は、YoutubeやTiktokなどネットを駆使した選挙戦を展開。165万票を獲得し、小池氏に次ぐ2位に躍進しました。
元立憲民主党参議院議員の蓮舫氏は128万票にとどまり、3位に沈みました。
今回の都知事選では過去最多の56人が立候補し、選挙ポスターを貼るスペースが不足。急遽掲示板の外側にクリアファイルでポスターを掲示する「異例の対応」がとられたほか、政治団体・NHKから国民を守る党が24人の候補を擁立し、候補者用のポスター掲示板を事実上「販売」。またある男性候補はほぼ裸の女性のポスターを貼るなど、「なんでもあり」のカオス状態になりました。
開票結果は次の通りです。
前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は、YoutubeやTiktokなどネットを駆使した選挙戦を展開。165万票を獲得し、小池氏に次ぐ2位に躍進しました。
元立憲民主党参議院議員の蓮舫氏は128万票にとどまり、3位に沈みました。
今回の都知事選では過去最多の56人が立候補し、選挙ポスターを貼るスペースが不足。急遽掲示板の外側にクリアファイルでポスターを掲示する「異例の対応」がとられたほか、政治団体・NHKから国民を守る党が24人の候補を擁立し、候補者用のポスター掲示板を事実上「販売」。またある男性候補はほぼ裸の女性のポスターを貼るなど、「なんでもあり」のカオス状態になりました。
開票結果は次の通りです。
日本自治委員会「小池氏の子育て政策を評価」
日本自治委員会の榊原光広報課長は9日、都知事選を受け、次のような談話を発表しました。
日本自治委員会の榊原光広報課長は9日、都知事選を受け、次のような談話を発表しました。
7月7日に投開票が行われた東京都知事選挙において、現職の小池百合子知事が291万票の票を得、3回目の当選を果たした。
今回の選挙結果は、018サポートや給食費無償化、高校実質無償化といった小池知事の進めるこども・子育て施策など現役世代を応援する施策が都民に支持されているものだと認識している。
日本自治委員会の政策要求に対し、小池氏が018サポートや高校実質無償化、都立大学無償化などの施策の重要性を強調するとともに、都内自治体への市町村総合給付金の強化により全都で給食費無償化を実現する意思を示したことは高く評価したい。
一方、ブラック校則廃止やこどもの意見表明機会確保、知事部局でのいじめの早期解決等については、これまでの都の取組みを紹介するだけにとどまり、私たちの政策要求に応じる姿勢がなかったことは残念に感じている。
委員会は、今後も政策要求活動を推進し、委員会が求める子どもの自由と人権を守るための政策の実現を図る所存である。