(左)西崎翔氏(4月18日撮影) (右)青木英太氏(5月27日撮影)
26日投開票が行われた目黒区の東京都議会議員補欠選挙では、立憲民主党の西崎翔氏(40)と、青木英二区長を父に持つ無所属の青木英太氏(33)が当選しました。
西崎翔氏は目黒区議を2期務めたのち、都議を1期務めてきましたが、先月行われた目黒区長選挙に立候補したため都議を辞職。今回の選挙で出戻り当選を果たしました。
西崎氏は目黒九中事件を正当化・矮小化しており、日本自治委員会からの批判を受け続けていました。
青木英太氏は青木英二区長の息子であることで知られており、これまで目黒区議を2期務めてきました。
青木氏は2021年、高校生に当たり屋行為を行った高橋秀一を擁護していました。
日本自治委員会の榊原光広報課長はこの結果を受け、「目黒九中事件を矮小化し、表現の自由を軽視した西崎が再選したことは極めて遺憾で残念だ。」「2021年に高橋秀一を擁護した青木英太氏も当選するという非常に残念な結果に終わってしまった。」と述べました。そのうえで、「今後の目黒区での活動のあり方について再度よく検討していかなければならない。」とコメントしました。