鈴木けんぽう(建邦)渋谷区議が、公職選挙法で禁止されている個人名が記載されたのぼりを使用し、街頭演説を行っていたことがわかりました。
鈴木氏は3月3日午前9時ごろ、小田急線代々木八幡駅前で「渋谷区議会 鈴木けんぽう 区政報告」と記載されたのぼりを堂々と設置し、街頭演説を実施。公選法では、2連ポスターなど一部の例外を除き、任期満了日の6カ月前の日から氏名や氏名が類推される表示があるポスターなどの掲示が禁止されています。
東京都選挙管理委員会は、現職の区議かつ次期区議選立候補予定者の鈴木氏がこうしたのぼりを使用することは「(公選法に)抵触する恐れがある」と指摘していますが、鈴木氏は現在もこののぼりを使用し活動を続けています。
鈴木氏は3月3日、活動員からの指摘に対し、「私もこれ20年使っているが、今までずっとこれはオッケーだったんですよ。一応政治の世界だけじゃないんですけど、慣例的にずっとやってて判断って段々変わってくるんで、それはまだ私はどうかなと思うけれども、ずっと使ってましたからね。」と釈明しました。
校民日報社©2023
無断複製・転載禁止