品川区選挙管理委員会は、10月18日、品川区長選の再選挙を11月27日告示・12月4日投開票で行うことを発表しました。10月2日に投開票された品川区長選では、6人の候補が激戦を展開し、法定得票数である有効投票総数の4分の1を獲得した候補者がおらず、当選者が出なかったため、公職選挙法の規定により再選挙を行うこととしていました。


首長選の再選挙は戦後7例目で、都内では初となります。

濱野健区長(当時)の不出馬で16年ぶりに新人同士の争いとなった品川区長選には、過去最多の6人が立候補し、票が分散。有効投票総数は11万3395票で、法定得票数はその4分の1にあたる2万8349票。しかし最も得票数が多かった森沢恭子前都議=無所属=でも598票届きませんでした。当日の投票率は35.22%でした。

区長選の再選挙には、10月2日の選挙に立候補した6人全員が改めて立候補の意向を示しており、再び激戦となる見通しです。また、同日、区長選立候補に伴い自動失職した二人の元区議の後継を争う区議補選も行われます。

なお、10月7日の濱野前区長の任期満了に伴い、不在となっている区長の職務は、10月8日から桑村正敏副区長が代行しています。

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