埼玉県立鳩山高校でヘアドネーションのために髪を伸ばしていた男子生徒が、髪を短く切るよう求められた事件をめぐり、日本自治委員会が、校民防衛隊を同校の前や近隣の県立高校前に長期にわたり派遣する計画を検討していたことが、6日、わかりました。校民日報が委員会の内部文書を入手し、判明しました。
内部文書では、校民防衛隊派遣の実現可能性や交通手段、予算、校長や教頭の経歴などの情報について調査するよう求める記述があったほか、校民防衛隊員が、実際に埼玉県鳩山町に出張して調査を行った結果が報告されています。
委員会高官は、校民防衛隊の埼玉派遣計画の存在を認め、次のように経緯を説明しました。
「7月9日に情報提供を受け、当事者のサポートのため準備を進めていたが、漏れ伝わってくる話があまりにひどいので、生徒の人権の特別の危機があると判断し、8月に入ってシミュレーションをしていた。校民防衛隊員を実際に鳩山町に派遣して実地調査も行った。」
校長は男子生徒側の主張認める 派遣計画は凍結
最終的に鳩山高校の中村司校長が男子生徒側の主張を受け入れることを決め、問題は一応の解決をみましたが、一部の教員が男子生徒に「特別扱いだから」などと嫌味を言うハラスメントを行っているとの情報もあり、予断を許さない状況です。
委員会は校民防衛隊の派遣を一時凍結し、「今後も鳩山高校の動向を厳しく注視し、必要に応じて対応する」(6日、同高官)としています。
校民日報社©2021
委員会高官は、校民防衛隊の埼玉派遣計画の存在を認め、次のように経緯を説明しました。
「7月9日に情報提供を受け、当事者のサポートのため準備を進めていたが、漏れ伝わってくる話があまりにひどいので、生徒の人権の特別の危機があると判断し、8月に入ってシミュレーションをしていた。校民防衛隊員を実際に鳩山町に派遣して実地調査も行った。」
校長は男子生徒側の主張認める 派遣計画は凍結
最終的に鳩山高校の中村司校長が男子生徒側の主張を受け入れることを決め、問題は一応の解決をみましたが、一部の教員が男子生徒に「特別扱いだから」などと嫌味を言うハラスメントを行っているとの情報もあり、予断を許さない状況です。
委員会は校民防衛隊の派遣を一時凍結し、「今後も鳩山高校の動向を厳しく注視し、必要に応じて対応する」(6日、同高官)としています。
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