4日に投開票された都議会議員選挙で6票差で議席を射止めた立憲・西崎つばさ都議(37)が手で「6」を示すポーズで笑顔で映っている写真がスポーツ報知に掲載され、立憲・共産両党の共闘に水を差すとの懸念の声が上がっています。
都議選(目黒区選挙区=定数3)では、当初、トップ当選とも言われていた共産・星見てい子前都議(63)が優位でしたが、僅か6票差で西崎氏に逆転され、星見氏が議席を失いました。星見氏の落選に共産党幹部や現職国会議員がツイッター上で落胆の声を上げていただけに、6票差で共産党候補を蹴落として笑顔でポーズをとる西崎氏の態度は共産党支持者への挑発ではないでしょうか。
立憲民主党と共産党は今回の都議選で1人区や2人区を中心に候補者の一本化などの共闘を進めてきました。立憲都連幹事長・手塚よしお衆議院議員は、支持団体の連合東京から非難されるほど、「共産ベッタリ路線」を推進してきましたが、子飼いの西崎氏が6票差で星見氏に競り勝った上、6票差での勝利を強調するポーズで写真に映ったことで両党の溝が深まるのではないかとの懸念の声も上がっています。
校民日報社©2021
無断複写・転載を禁ずる