日本共産党東京都議団の星見定子都議は、先月25日、日本自治委員会の平松けんじ東京事務所長と大岡山駅頭で会談し、目黒区立第九中学校事件をめぐって高橋秀一目黒区立第九中学校副校長の懲戒免職を都議会として都教育委員会に働きかけることに消極的な見解を示しました。

星見都議は、「議会は個別具体的案件をやるのではなく全体的な政策をやる」と話し、高橋処分に向けた協力に否定的な見解を示しました。

また、星見都議は「教育というのはなかなか難しくて、本当は学習指導要領で縛るのではなく、教師の自分の教育観に基づいて自由に教育を行うということ」「現在の教育行政はトップダウン型で通知を下ろしていく構造で良くない。」などと持論を展開。安倍・菅両政権への批判を展開しました。

「国会議員もいろいろいる」手塚議員を応援し続ける意向示す
さらに星見都議は立憲民主党・手塚よしお衆議院議員(東京5区)の秘書らが行った学生への恫喝や言論弾圧について、「国会議員もいろいろいる」と話し、問題視しなかったほか、「市民らが手塚さんを押し上げる限り手塚さんを応援する」と話し、あくまで手塚一味を応援する考えを崩しませんでした。星見都議は「敵を間違えてはいけない」と話し、主敵は安倍前首相と菅首相であるから手塚氏を応援するという認識を示しました。

平松所長は「手塚よしお氏のような人物が東京5区の衆議院議員となっていることは看過できない。共産党が候補を出すべきだ。」と述べ、共産党が手塚氏への支持をやめることを求めました。

「敵を応援するということは敵」外務局幹部
星見都議の言動について、日本自治委員会外務局の幹部は「敵を応援するということは敵だよね」と話し、共産党への敵対意識をあらわにしています。同幹部は「35人学級の実現や、スポーツ庁を通じて出した体育授業時の肌着禁止指導の中止の通知など、現政権の萩生田文科相は比較的頑張っている部分もある。もちろん批判すべきことは大いに批判すべきだが、安倍・菅両政権を敵視するばかりで、視野狭窄に陥っているのではないか」と語っています。また、同幹部は「星見氏の『個別の案件はやらない』というスタンスでは現場で今困っている子どもたちを救うことはできない。議会が積極的に介入しないなら、日本自治委員会のような直接介入する組織が必要になる。星見氏の発言は日本自治委員会の必要性を自白したものだ」との見解を披露しました。

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