日本自治委員会外務局は、9月17日に碑文谷警察署員が行った目黒区立第九中学校前でのチラシ配布妨害行為に関し、9月24日付で抗議文を発出していますが、東京都公安委員会は不誠実な対応に終始しています。

9月17日16時52分頃、警視庁碑文谷警察署警備課に所属する徳永警部と菊池警部補が、目黒区立第九中学校前でチラシを配布していた校民防衛隊員を取り囲み、チラシ配りを「公共の福祉に反する」などと指摘し、チラシ配りを事実上中断させました。

日本自治委員会は、一連の出来事を碑文谷警察署員による表現弾圧であるととらえ、9月24日付で東京都公安委員会と碑文谷警察署長に抗議文を発出。しかし東京都公安委員会と碑文谷警察署はいずれも日本自治委員会の抗議文を受け取らず、返送しました。東京都公安委員会は書簡で「東京都公安委員会は、日本自治委員会からの回答要求には対応致しません」とコメントするなど不誠実な対応に終始しました。日本自治委員会は封筒に「苦情申出に準ずる」と記載し、警察法79条に定める苦情申出として公安委員会が受理することを期待していましたが、公安委員会は受理すらしなかったのです。
KD
画像・日本自治委員会が都公安委宛に出した質問書の一部(日本自治委員会HPより)
これを受け、日本自治委員会は、10月13日、東京都公安委員会宛に質問書を送付し、回答要求に対応しかねると返信した法的根拠や警察法79条に定める苦情申出として受け付けない法的根拠を示すよう求めました(=画像=)。しかし東京都公安委員会は「日本自治委員会様は、警視庁職員の職務執行を受けておらず、苦情申出を行おうとする者とは捉えることができない」などと述べ、再び質問書を「対応致しかねます」として返送しました。

日本自治委員会は、さらに「追質問書」を10月26日付で発出し、「警察法第79条、平成13年国家公安委員会規則第11号『苦情の申し出の手続きに関する規則』、東京都公安委員会規程第3号『広聴事案の処理手続きに関する規定』において、苦情申出者について警視庁職員の職務執行を直接受けた者に限定する規定は存在しない。」として、「東京都公安委員会が何ら法的根拠を示さず、当自治委員会からの苦情申出を受理しないことは違法ないしは不当な対応であるから説明を求める」と公安委員会を追及しています。

また、日本自治委員会は東京都公安委員会の対応を受け、同委を所轄している小池百合子東京都知事と、小此木八郎国家公安委員会委員長あてに同委の対応を是正するよう求めました。

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