平松けんじ議長
日本自治委員会の平松けんじ議長(27)は、16日告示された渋谷区議会議員選挙に日本自治委員会公認で立候補を届け出ました。
平松氏は「いじめ隠ぺいを許さない」「区長独裁・区政私物化にNO」の2本柱で選挙戦を戦います。平松氏は五十嵐教育長の解任、いじめ隠ぺい防止のための区長部局「監察課」の設置、長谷部区政下で行われた各種事業の検証と見直しなどを掲げています。
平松氏は日本自治委員会推薦の区長候補・鈴木哲司氏とともに長谷部区政を打倒し、区政正常化を目指すとしています。
渋谷区議選は定数34に対し、少なくとも60人以上が立候補を届け出ていて激しい戦いが予想されます。
平松けんじ候補の政策五十嵐教育長解任
今回の区長選・区議選の最大の争点である五十嵐教育長の解任は最優先課題として取り組みます。五十嵐氏が教育長の座に居座り続けている現状は、著しく正義に反し、こどもたちに顔向けができません。一つの学校の運営に失敗し、こどもの命を失う事態を招いた五十嵐氏は教育長として不適任です。速やかに解任を目指します。
いじめ対策「寝屋川モデル」
大阪・寝屋川市では市長部局「監察課」が教育委員会を飛び越えていじめの相談から解決まで一括して対応しています。いじめ隠ぺいに走りがちな教育委員会や学校を通さない行政的アプローチで迅速にいじめを収束させた寝屋川市の実績をもっと全国に共有し、こどもたちの命と心を守らなければいけません。
住民を聞かない「オトモダチ優遇」区政にノー
区長のオトモダチ企業やNPOに随意契約をしたり、住民に内緒で水面下で区の施設の改廃を進めることを認めません。区政を徹底的に透明化し、随時区政情報を区民の皆さんのお手元にお届けします。区民の皆さんとともに声を上げ、企業にハイジャックされた渋谷区政を区民の手に取り戻します。
家庭ゴミ有料化反対
物価高騰の中、家庭ゴミ有料化で区民負担を増やすことには強く反対します。そもそも区や神薗議員が主張する「ゴミ減量の効果」ですが、渋谷区では2012年以来過去10年間で約4000トンもゴミの量は減っており、わざわざ有料化しなくても減量傾向なのです。
女性専用トイレ廃止反対
渋谷区は過去5年間で女子トイレを6室減らし、男女共用化を進めています。しかし安易な男女共用化は盗撮など女性の安全を危険に及ぼす恐れがあります。現に熊本県では2011年、大学生の男が女児を障害者トイレに連れ込み、殺害する事件が起きています。防犯を軽視するトイレ整備方針は認められません。男性用・女性用・男女共用の3種類のトイレを原則として整備する方針に改めさせるべきです。
渋谷図書館復活
長谷部区長がいきなり決めた渋谷図書館廃止。修繕を放置した区長の責任を区民に転嫁してよいのでしょうか。区民からは図書館が遠くなったとの困惑と憤りの声が届いています。改めて現在地に渋谷図書館を復活させるべく戦います。
社会教育館売却中止
長谷部区長は2022年1月、商工会議所の新年会で社会教育館売却を宣言したとされています。しかし社会教育館は高齢者をはじめとした地域の方の貴重な生涯学習の場です。議会にも諮らずにこんなことを一方的に宣言するなんて区民軽視も甚だしいです。私は、地域の生涯学習拠点である社会教育館を守ります。
区議会改革の推進でヤジ議員に懲罰を
ヤジばかりで態度が悪すぎる渋谷区議会。区民に養ってもらってるのに意識が低すぎます。私は区議会改革を推進し、区民の代弁者であることをほかの議員に自覚させるとともにヤジ議員に懲罰を科せるようにします。
羽田新ルート反対
渋谷区内に落下した氷塊。一歩間違えば死人が出ていたかもしれないのに調査を打ち切る国交省。住民の安全を無視した羽田新ルートはいますぐ廃止に。国への働きかけをより強力に進められるよう議会活動を頑張ります。
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