兵庫県姫路市の私立姫路女学院高校(運営:学校法人摺河学園)のソフトボール部顧問教諭の男(41)が、9月24日、遠征先で1年生の女子生徒のほおをたたき、アゴがはずれるケガをさせました。
男は、女子生徒がユニフォームを忘れたことを報告しなかったことなどに激怒。女子生徒のほおをたたき、「帰れ」「お前なんかいらん」と暴言を浴びせました。さらに翌日も「反省しているのか」と言いながら、女子生徒の尻を2回蹴り、頭を1回叩く暴力行為を行いました。
女子生徒は顎が外れ、「外傷性開口障害」で全治1か月の大ケガ。ショックで登校できなくなりました。
女子生徒側は、兵庫県警に被害届を提出し、現在、警察が捜査しています。
女子生徒は顎が外れ、「外傷性開口障害」で全治1か月の大ケガ。ショックで登校できなくなりました。
女子生徒側は、兵庫県警に被害届を提出し、現在、警察が捜査しています。
姫路女学院高校は、10月12日付で男を懲戒解雇しました。
日本自治委員会「最悪の教育テロリスト」と非難
事件を受け、日本自治委員会の大川俊太郎広報課長は、10月19日、「(教諭の)男が起こした教育テロは極めて重大な結果を引き起こしており、到底許されるものではない。特に最悪な教育テロリストだ。二度と教壇に立たせてはならない。」と男を厳しく非難。男の身元を特定し、教員免許を付与した教育委員会に対して男の免許を取り消すよう求めることを検討する考えを示しました。
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