公明党関係者が日本自治委員会の政治活動を妨害したことが、6月4日、わかりました。
公明・斎藤都議「彼らは勉強不足」 党関係者を批判
日本自治委員会は、6月4日12時30分から武蔵小山駅前で演説を開始。しかし公明党側は「13時から13時半まで参議院議員の竹谷とし子の街頭演説を行うので、街頭演説をやめていただきたい」として日本自治委員会に街頭演説の中止を要求。日本自治委員会は所定の計画に基づき、活動を実施していたため、応じませんでしたが、竹谷氏らは演説を強行。武蔵小山駅で街宣バトルが発生しました。
武内忍品川区議(6月4日、校民防衛隊撮影)
こうした状況の中、複数の公明党関係者が、日本自治委員会活動員の拡声機の前に立つなど、政治活動を妨害。さらに公明党の武内忍区議は「うるせえよ」と怒鳴り、日本自治委員会活動員を威圧しました。
これを受け、日本自治委員会は「公明党は小さな声を聴くと言っておきながら、私たちのような小さな声を踏み潰す」と猛批判。さらに元公明党渋谷区議の天下り疑惑をはじめ、公明党推薦で当選した長谷部健渋谷区長の区政運営を厳しく批判しました。
公明・斎藤都議「彼らは勉強不足」 党関係者を批判
こうした公明党関係者の妨害行為について、同党の齋藤泰宏都議=目黒区選出=は「青年の意見表明は大事。彼らは勉強不足。」と批判しました。齋藤都議は、昨年、校民防衛隊と目黒区内で遭遇した際の出来事に言及し、青少年の意見表明を重視する考えを強調。「校民日報渋谷版」を受け取り、「勉強させていただく」と述べました。
日本自治委員会の上原瑞貴第1副議長(外政担当)は、6月5日、「公明党が後から演説を始めるのは勝手だが、こちらの演説をやめさせようとしたり、妨害していい訳がない。」と公明党を厳しく批判しました。そのうえで上原氏は「公明党の他者の言論に対する姿勢がよくわかる出来事だった。目黒(の公明党)は齋藤都議がいるからともかくとして公明党全体が敵対的と判定せざるを得ないのではないか。」と指摘しました。
校民日報社©2022
無断複製・転載を禁ずる