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都立北園高校
髪の色や髪型も含めて自由な校風で有名な都立北園高校で、9月27日、3年生を対象に髪の色を検査する頭髪検査が再び行われ、生徒たちから激しい反対の声が上がりました。

3年生の複数のクラスで頭髪検査をやるという予告がありましたが、前生徒会長らが強く反発。髪を染めた上でクラスLINEやツイッター上で抗議を呼びかけ、プラカードをかかげるなどして抵抗しました。また、日本自治委員会も北園高校の校門前で人権特別啓発行動「きたぞの人権検査」を実施し、学校内外が大騒ぎになりました。結局、学校側が頭髪検査をやることができたのは3年6組のみの1クラスにとどまり、事実上、3年生への頭髪検査は阻止されました。

北園高校の斎藤栄昭副校長は、今後、生徒会で生徒たちの意見を集め、今年中にも生活指導部の教師と生徒会が話し合う場をつくることを明らかにしました。また、斎藤副校長は生徒会が頭髪指導に強く反対してきた場合、柔軟に対応する方針を示していて、これまでの指導方針を改める可能性を示唆しました。生徒たちと日本自治委員会に内と外からの挟み撃ちで頭髪検査を阻止することができた形です。

日本自治委員会は今後も北園高校の自由を守るため、介入を進めていくとしています。

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