日本自治委員会は、9月30日、目黒九中事件に関し、目黒区議会議員の見解を聴取した報告書を公表しました。

この中で目黒九中事件に関し、「新風めぐろ」会派の青木英太目黒区議と吉野正人目黒区議が「(高橋秀一副校長には)引き続き職務に全うして頂きたい」として、懲戒処分を求める考えはないと回答していたことがわかりました。青木区議は青木英二目黒区長の息子で現在区議1期目。区の教育長と教育委員を任命する権限を持っている青木英二目黒区長の息子である青木英太区議が高橋副校長を擁護したことは、教育長の任命責任の追及を避ける目的があるとみられます。

高橋秀一の懲戒処分に消極的な目黒区議たち
このほか、自民党目黒区議団は「公立中学校の教員人事に関しては、コメントする立場にございません」「議員は、公立中学校教員人事に関わることはありません」と回答。公明党目黒区議団は「区立学校の教員の処遇に関しては、目黒区教育委員会並びに東京都教育委員会の判断と認識している」と消極的な回答。また、共産党目黒区議団幹事長の岩崎ふみひろ目黒区議は「副校長のやったことは明らかにやりすぎ。副校長の職務に相応しくない部分もあった。」としたものの、「懲戒免職は特に求めていく考えはない」と回答しました。

目黒九中事件への消極的な姿勢が際立った目黒区議の回答は、目黒区議が表現の自由をはじめ、基本的人権を軽視していることの証左ではないでしょうか。

委員会は、高橋秀一のような人物を放置し続けた目黒区教育委員会の関根義孝教育長を任命した青木英二目黒区長の責任を追及する構えです。

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