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品川区役所
日本自治委員会は先月29日、品川区教育委員会の米田博教育次長が区議会で校民の人権を軽視した答弁を行ったことを受け、品川区立の学校前で人権特別啓発行動「しながわトリエンナーレ」を開始しました。

米田次長は、先月17日の区議会本会議で「生徒に下着の色を聞くことも見ることも重大な人権侵害であり、セクハラではないか」との質問に対し、「まだ心身の発達の過程である生徒に対する適切なもの」「セクハラのご指摘とは別次元」「人権侵害等のご指摘には当たらない」と答えました。「目視で目立つような形であれば指導をしているものであり、特に直に見てというようなことを行っているわけではないので、人権侵害等のご指摘には当たらない」として、校民の下着を教員がみだりに見る行為は何ら問題はないとの見解を示しました。

この他にも米田次長は、品川区立中学校の、髪型に関する校則について「肩より長い髪を下ろしたままにすることは未だ禁止されている」「男子は髪型禁止が変わったのに、女子の髪型禁止が変わらないのか」との質問に対し、「生徒の学習運動の際の安全・衛生面への配慮、身だしなみの1つとして束ねることを日頃から指導している」とし、女子校民のみ頭髪規定を厳しくする性差別的な取り扱いを正当化する発言を行いました。

委員会高官は「品川区教委自らセクハラ指導を容認する答弁を公然と行っているということは、現場の区立小中学校の児童生徒の人権の特別の危機が生じている恐れがある。したがって生徒の人権の特別の啓発の必要性が認められる。」と話しています。

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