日本自治委員会の活動に取り組んでいる活動員の日常の活動を追う特集「カツドウ現場24時」。5か月ぶりの更新です。お待たせしました。第2回は総務局総務課で活動しているAさんにお話しを伺いました。

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「文書の守り神」
ーーーようこそお越しくださいました。ありがとうございます。
Aさん:総務課のAです。よろしくお願いします。

ーーーAさんの活動の内容をかんたんに教えてください。
Aさん:総務課は他の局や課がやらない仕事を含めた、いわば「何でも屋さん」なんですが、私が今やってる仕事はその中でもちょっと特殊です。私の役職名は「文書監理・情報公開・個人情報担当課長」というすっごく長ったらしいやつです。私も一発では言えないんですが(笑)。主に委員会で作成したり、受け取ったりした文書の管理や、情報公開関係の事務を担当しています。もっと詳しく言うと、例えば委員会がこれまで都の教育委員会などに出した様々な抗議文や要求書ありますよね?そういうものをデータで担当部署からもらって、一括管理しています。そのほかにも内部での起案文書、報告書、やり取りなどなど活動上作成したり、受け取った文書はすべて最終的に私のところに来ます。

ーーー機密文書もですか?
Aさん:そこらへんは詳しく言えないんですけど、最終的に総務課にデータが集約されます。時が経てばいずれにしろ公開しなければいけないものです。

ーーー委員会はホームページ上で文書を公開していますが、Aさんはどういう基準で文書の公開を行っているんですか?
Aさん:基本的には機密事項や個人情報に該当するもの以外はすべて公開することとしています。ただ、担当者が私しかいないこともあって、なかなか進んでないんですけどね(苦笑)。今後順次、マスキング作業を進めつつ、部局ごとに文書の公開を進めていきます。

ーーーAさんは一人で文書監理や情報公開に取り組んでいらっしゃるということですが、総務課のほかの課員とは一緒に作業することはないんですか?
Aさん:やっぱり同じ課ですから時々手伝ってもらうことはあります。ただ、専任の部下はいないので、担当課長の私がメインでやっています。

ーーーところでマスキングって何ですか?
Aさん:要するに黒塗り作業です。公開することで委員会の活動に悪影響を及ぼすものや、個人情報にあたるものが掲載されている文書はすべてその部分を黒く塗りつぶして見れなくするんですよ。

ーーーよくある「ノリ弁」とかいうやつですね!
Aさん:そこまで真っ黒な文書の出し方はしないです(苦笑)。日本政府じゃないので(笑)。我々は可能な限り最大限の情報公開をしたいと思っています。我々の今の活動を記録した文書が後々の後輩たちの活動に活かされるかもしれませんからね。

ーーー今後入局してくる活動員たちの参考にしてもらうという考えなのですね。
Aさん:それ以外にも我々が活動上行ったことについて是非を含めて様々な検証を事後に行うことができます。検証をして、過ちがあれば直していく、情報公開をしっかりやっていくことが活動の公正性、透明性を担保していくことにつながると考えています。そして活動が公正、透明化されることで、より校民の皆さんに頼りにしてもらえると思っています。

ーーーAさんは文書の守り神なんですね。そういえば財務省が文書の改ざんをした事件が以前発生しましたが、同じようなことが委員会で起きてしまったらどうしますか?
Aさん:そういったことがないように定期的に各課に保有文書の提出を求め、適宜点検しています。また、改ざんや隠ぺいが怒らないよう、一部の機密文書を除き、リアルタイムで文書のコピーを総務課あてに送信させています。

Aさんの1日
ーーーところでAさんはいつ活動しているんですか。
Aさん:私は主に夜遅く1時間~2時間程度活動することが基本ですね。各課から新着文書が送られてきているかどうかチェックして、送られてきていれば保存し、何もなければそのまま寝るって感じです。

ーーー普段は何をやっているんですか。
Aさん:フリーターですね。詳しくは言えませんが、飲食店です。

ーーー飲食店ってことは今コロナ禍で大変ですよね。
Aさん:そうなんです…。バイトリーダーをやっているので何とか無事ですが、何人かシフト減らされたり、解雇されたりする人も出ていて深刻な状況です。

ーーーAさんが日本自治委員会に入局して活動員になった理由、きっかけを教えてください。
Aさん:先に入局していた人に友だちがいて、楽しそうに活動している様子を聞いて、入ってみようかなと。

ーーー実際やってみてどうですか。
Aさん:実際地味で大変な作業が多いのですが、総務課のオンラインパーティーが楽しいので結構居心地良いです。

ーーーオンラインパーティーって何ですか?
Aさん:通話しながら宅飲みみたいな。あ、もちろん未成年の子はお酒飲みませんけどね(笑)

ーーーAさんにとって活動のやりがい、モチベーションとはなんですか?
Aさん:上がってくる文書を通じて企画が形になるプロセスを「傍観」できるのが面白いですね。委員会の活動の様子をうかがい知ることができ、私の知らないところで子どもたちの人権を守るために奮闘している活動員がいて、その人たちをサポートできるというやりがいを感じます。

ーーーありがとうございました。
(了)
※第3回配信日は未定です。校民日報のインタビューを受けてみたい活動員の方は所属長を通じて広報戦略課広報・広聴担当までご連絡ください。