政府が12日から8月22日まで都内に緊急事態宣言を発出し、酒類を提供する飲食店やカラオケなどに休業を要請することを決めました。そんな中、西村康稔経済財政・再生相の発言が波紋を広げています。

西村氏は、8日、休業要請や命令に従わない酒類を提供する飲食店に何度でも過料を科すことや、酒類販売業者に要請に応じない飲食店との取引停止を求めたほか、休業要請に応じない飲食店の情報を金融機関に提供し、金融機関からの働きかけを行う方針を示すなど、営業を強行する飲食店への「圧力」ともとられる発言を行いました。

加藤勝信官房長官は、金融機関からの働きかけについて撤回したことを明らかにしたものの、西村氏の発言に怒りの声が上がっています。

飲食店いじめの一方で五輪強行へ
飲食店は再び休業させられる一方、東京オリンピックは無観客で開催が強行されることが決まりました。無観客でも選手団や大会運営関係者が多数入国して来ます。実際、イスラエル選手団のうち1人が陽性となり、隔離されています。外出や移動自粛を国民に要請しながら海外から来客を招くというのは極めて矛盾した行いです。国民・都民の命と生活を犠牲にして行う五輪が本当に「復興五輪」なんでしょうか。

国民・都民の命と生活を壊してまで「ぼったくり男爵」に奉仕したい日本政府・東京都・組織委員会はもはや狂気の沙汰と言わざるを得ません。

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