無所属候補の拡声器を止めようとする土橋秘書(運動員提供)
3日夕方、立憲民主党の手塚よしお衆議院議員の政策秘書が無所属候補の街頭演説を妨害し、警察が駆け付ける騒ぎになっていたことがわかりました。

現場は目黒駅西口付近。都議選に立候補していた平松けんじ氏(25)=無所属・目黒区選挙区=が街頭演説をしていたところ、手塚よしお衆議院議員事務所の土橋雄宇政策秘書が候補者に詰め寄り、拡声器の電源を切ろうとしました。このため、無所属候補陣営の運動員が土橋氏を取り押さえ、警察に通報しましたが、駆け付けた警視庁大崎警察署員は「拡声器の電源を完全に切っていないので選挙の自由妨害には問いにくい」との消極的な見解を示し、土橋秘書の身柄を拘束しませんでした。その後、土橋秘書は現場から易々と逃走してしまいました。

国会議員秘書が他候補の選挙運動を妨害するという行為に及んだことはもはや前代未聞の暴挙と言うほかなく、最大限の非難を受けるべきです。選挙カーも使っていない無所属候補の選挙運動を妨害することが立憲民主党の掲げる「まっとうな政治」なのでしょうか。

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