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2021年都議選で目黒区選挙区の自民党候補の選挙公報・ポスターが物議を醸しています。

前都議の鈴木隆道候補(自民党)が選挙公報やポスターで「自民党目黒唯一の候補」とデカデカと記載していますが、実際には目黒区では同じく前都議の栗山よしじ候補(自民党)が自民党公認で立候補しています。

自民党公認候補が2人いるのに「自民党目黒唯一の候補」と主張している鈴木候補。目黒区選挙管理委員会は「虚偽事項公表の可能性はある」と指摘。同様の指摘は他の人からも寄せられているといいます。

目黒区の自民党は目黒総支部系の鈴木派と都連系の栗山派が反目しあっているといわれており、一部では栗山氏が目黒総支部から除名されたなんて話も聞かれます。鈴木氏の一連の「目黒唯一」を誇張する表現は、栗山氏に対する当てつけなのでしょうか。

いずれにしても都議選に持ち込むべきものではなく、判断する有権者からしてみれば迷惑な話です。区選管は鈴木候補の一連の行為について「すでにやってしまったものなので最終判断は警察がする」と述べていますが、公平公正な選挙の運営のために然るべき対応が求められます。

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