伊藤ゆう駐禁
林試の森公園にカフェを誘致したことを自慢している都民ファーストの会・伊藤ゆう都議が、カフェを公園の休憩所のように使っていたことがわかりました。

伊藤都議は、6月18日15時過ぎ、自由が丘駅南口近くにある「エクセルシオールカフェ自由が丘マリクレール通り店」の駐輪禁止スペースにスクーターを停め、店のテーブルで持ち込んだポカリスエットを飲んでいました。しかもスクーターのすぐそばに自身のポスターが貼られた看板を置きっぱなしにしていたのです。

明らかに駐輪禁止のスペースにスクーターを堂々と置くのは施設管理権の侵害です。カフェと公園の区別がつかないのでしょうか。また、普通、持ち込んだ飲料をカフェで飲んだりはしないですよね。

さて、伊藤都議が所属している都民ファは、公園にカフェを作ったとか、カフェを公園みたいに使ったとかというレベルでは済まない状態です。小池知事も過労で入院し、応援も期待できない状態です。都議選では自民党が議席を大きく回復し、都民ファ惨敗との予測も出ていて厳しい選挙戦が予想されます。

それなのにこういったことしちゃうのは脇が甘いと言わざるを得ません。

「何もしていない」 目黒九中事件で

さらに伊藤都議は目黒九中事件をめぐり、Twitter上で区民に情報提供を求めていたにもかかわらず、実態は「何もしていない」(伊藤氏事務所員談)ことがわかりました。

全国的学生紙記者は語ります。
「目黒九中事件直後、伊藤都議がツイッターで情報提供を呼び掛ける投稿をしていたので、都政与党として関心を持って動いているのかと思ったが、取材してみると、『何もしていない』と言われた。」

手塚一味を辞め、小池都政の使い走りにジョブチェンジした伊藤都議ですが、情報を求めるポーズをとりながら何もしないというのはいくらなんでも「やってるフリ」し過ぎなのではないでしょうか。「小池知事に進言できる議員」と選挙ポスターなどで盛んに宣伝している伊藤都議ですが、「進言できる議員」と「進言できない議員」という区別・差別が存在することを示唆している時点で小池知事が「女帝」であることを暴露してしまっています。そしてそもそも都議の仕事は知事に進言することではありません。二元代表制の下、知事と対等な立場で車の両輪として都民代表として知事を追及していくのが都議の仕事です。

こんな都議会議員ばかりでは都政は都民ファーストにはなりません。猛省を求めます。

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